スマートフォンで褥瘡の写真を撮影すると人工知能が解析して、褥瘡を評価し推奨される治療を提案してくれるシステムを開発しました。
本システムの活用風景をお示しします。
このシステムでは、病院内での活用を考えています。
特に、医療過疎などで、皮膚科医や褥瘡専門スタッフがいない病院で効力を発揮します。
特に、看護師さんが使うことを想定しています。
起動方法と撮影方法です。
スマホのLINEでQRコードを読み込み起動します。
使用方法は、
褥瘡の写真を撮影し、送信ボタンを押すだけです。
しばらくすると、人工知能の解析結果がスマホに表示されます。
今回のケースでは、びらん・浅い褥瘡の確率が98%と表示されました。
つぎに、人工知能は治療の提案をしてくれます。
今回のケースでは、ポリウレタンフォームを貼付して、湿潤環境をつくりましょう。と提案してくれています。
治療方法の提案には、他にもいくつかバリエーションがあります。
これはフィルムを提案したパターン
これは薬剤を提案するパターン
「難しい症例なので、専門医をコンサルしましょう」
というパターンもあります。
最後に、以下のような質問文が提示されます。
今回の人工知能の診断をあなたはどう思いますか?
下のボタンをタップしてください。あなたのご回答により人工知能が再学習して、精度が高まります。
ここで、ボタンをタップしますと
送信された写真とタップされた情報が、クラウド上のデータベースに保存されます。
この保存されたデータベースを人工知能が再学習し、
人工知能の精度がさらに向上します。